【ZINE作りの費用は?】オリジナル冊子制作の費用を抑えるコツ7選

ZINEを作る

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  • ZINE作ってみたいけどいくらかかるのかな
  • 印刷会社に頼むと費用がかかりそう
  • いくらあれば冊子を作れるのかな

上記のように冊子作りに興味があるけど
費用が心配という方は多いと思います。

この記事では
ZINEを作りたいけど費用が心配という人や
ZINEを作った経験がない人に向けた記事です。

この記事を読んでわかること
    ・ZINE(リトルプレス)を作る費用の相場
    ・ZINE作りで費用を抑えるコツ
    ・ZIINE作りの失敗談

この記事を書いている当サイトの管理人は
これまでに6冊のZINEを作ってきました。

ZINE作りの費用で相場を知らずに
大失敗した経験もあります。

是非最後まで読んで
無駄な費用を払わないようにしてください。

ZINEとは?小冊子のこと

ZINEは簡単にいうと小冊子のことです。

アートブックやリトルプレスといったりもします。

詳しくは別記事で解説します。

>>ZINEとは?ZINEの魅力紹介について解説

ZINEやリトルプレス制作にかかる費用の相場

A5サイズで20ページ程度のものであれば
安い印刷会社に頼めば
6,000円〜14,000円ほどで作ることができます。

※冊子の仕様によって値段は大きく変わってきます。

>>低価格でリトルプレスを作れる印刷会社3選

▼低価格で仕上がりが綺麗な印刷会社
>>ネット印刷のペンタローを使ってみた感想

ZINE制作の費用を抑えるコツ

  • 自分に合った印刷会社を選ぶ
  • 必要な部数を把握する
  • 表紙をモノクロにする
  • ページ数を抑える
  • 納期を遅くする
  • 薄い用紙に変更する(効果少)
  • お試しで1冊だけ作る

作品のこだわりによって工夫できる点は
違いますが上記の点を変更すると費用が下がります。

ZINE(冊子)を安く作るコツ①自分に合った印刷会社を選ぶ

印刷会社選びは非常に重要です。

100部以上の注文しか受け付けていない
会社があったり1から印刷会社を探そうと思うと
かなり手間です。

個人でも安く印刷できる会社を
3社に絞って紹介した記事があるので参考にしてください。

>>ZINE制作にオススメの印刷会社3選

ZINE(冊子)を安く作るコツ②必要な部数を注文する

少なく注文して在庫がなくなり
増刷になる場合
無駄な費用がかかってしまいます。

事前に必要な部数を考えておきましょう。

少なめに注文するよりは
多少余裕を持って注文するのが良いです。

ZINE(冊子)を安く作るコツ③表紙デザインををモノクロで検討する

下の表の「冊子の仕様例B」を基準に
どのくらい値段が下がるのか紹介します。

冊子の仕様例B」はラクスルで出した見積もりです。

「冊子の仕様例B」を表紙だけ
モノクロに変更すると
12,046円から6,916円になりました。

表紙と本文をフルカラーにするよりも
5,130円安くなっています。

冊子サイズA5
ページ数20
表紙用紙光沢紙(標準90kg)
本文用紙光沢紙(標準90kg)
カラーフルカラー
納期5営業日後
印刷部数50部
値段12,046円
冊子の仕様例B

表紙だけモノクロに変更すると5,130円安くなりました。

冊子サイズA5
ページ数20
表紙用紙光沢紙(標準90kg)
本文用紙光沢紙(標準90kg)
カラー表紙モノクロ
本文カラー
納期5営業日後
印刷部数50部
値段6,916円
表紙をモノクロにした

作品の一番見られる場所が表紙なので
基本的にはあまりケチらない方が
いい場所ですが
モノクロでも成立する場合もあるので
一度検討してみる価値はあります。

ZINE(冊子)を安く作るコツ④ページ数を減らす

「冊子の仕様例B」を20ページから
16ページに変更すると9,935円になります。

2,111円安くなりました。

※ページ数は4の倍数なので20ページから1段階ページ数を減らすと16ページになります。

冊子サイズA5
ページ数20
表紙用紙光沢紙(標準90kg)
本文用紙光沢紙(標準90kg)
カラーフルカラー
納期5営業日後
印刷部数50部
値段12,046円
冊子の仕様例B

20ページから16ページに変更すると
2,111円安くなりました。

冊子サイズA5
ページ数16
表紙用紙光沢紙(標準90kg)
本文用紙光沢紙(標準90kg)
カラーフルカラー
納期5営業日後
印刷部数50部
値段9,935円
ページ数を減らした

ZINE(冊子)を安く作るコツ⑤納期を変更する

納期を早めると値段が高くなるので
追加料金なしの納期がオススメです。

ZINEイベントなど締め切りがある場合は
余裕を持って発注するようにしましょう。

土日に出荷作業を行っていない印刷会社も多いため
5営業日後の発送であっても土日を挟むと5日後ではなく
7日後に発送になる場合も多いので注意が必要です。

冊子サイズA5
ページ数20
表紙用紙光沢紙(標準90kg)
本文用紙光沢紙(標準90kg)
カラーフルカラー
納期3営業日後
印刷部数50部
値段16,745円
納期が早い(3営業日後)

納期を3営業日後から5営業日後に変更すると4,699円安くなります。

冊子サイズA5
ページ数20
表紙用紙光沢紙(標準90kg)
本文用紙光沢紙(標準90kg)
カラーフルカラー
納期5営業日後
印刷部数50部
値段12,046円
冊子の仕様例B

ZINE(冊子)を安く作るコツ⑥薄い用紙に変更する

用紙の厚さを変更すると安くなります。

用紙の仕様は数字が大きくなるほど厚く
数字が小さくなるほど薄い紙になります。

薄い紙でもインクはしっかり付きます。

仕上がりの見栄えや紙の厚さは
無料サンプルを取り寄せて確認してください。

50部の注文では用紙を変えても
値段に大きな変化はありませんでした。

冊子サイズA5
ページ数20
表紙用紙光沢紙(標準90kg)
本文用紙光沢紙(標準90kg)
カラーフルカラー
納期5営業日後
印刷部数50部
値段12,046円
冊子の仕様例B

光沢紙90kgから普通紙70kgに変更すると696円安くなる

冊子サイズA5
ページ数20
表紙用紙普通紙(薄手70kg)
本文用紙普通紙(薄手70kg)
カラーフルカラー
納期5営業日後
印刷部数50部
値段11,350円
用紙を薄くした

ZINE(冊子)を安く作るコツ⑦お試しで1冊だけ作る

1冊からの注文を受け付けている
印刷会社もあります。

納得いく仕上がりになるまで試して
納得いくものができたら
まとめて印刷をお願いする
というやり方もオススメです。

試作のお金をケチって
自分のイメージした物ができなかった場合
もう一度大きな金額を払うことになります。

1冊での印刷は割高ですが
初めて作る場合は一度試作で注文することで
大きなミスを減らすことにつながります。

ZINE制作の失敗談

初めてZINEを作ったとき
印刷会社を選びきれず
「冊子印刷」で検索して最初に出てきた印刷会社で
作ることにしました。

その会社は100部からの注文しか受け付けていませんでした。

「そんなもんか」と思い4万円払って100部作り
見事に現在でも在庫を抱え中です。

失敗した点

  • 印刷会社をきちんと選ばなかった
  • 何者でもない人が100部は明らかに作りすぎ
  • 100部4万円は高すぎ

失敗①印刷会社をきちんと選ばなかった

データは仕上がっていたため
早く形にしたいと思い焦って
印刷会社を決めてしまったのが
本当に良くなかったと思います。

失敗②何者でもない人が100部作った

一番ダメな点が何者でもない
ただの素人が
100部も作ったことです

売れるわけがありません。

自分的には面白い作品だと思ったので
自信はあったんですが
どんなにいい商品も
見られないと売れません。

SNSもブログもなかった自分には
無理ゲーすぎでした。

失敗③100部4万円は高い

100部同じ仕様で作っても
ラクスルだと2万8千円で作れました。

作りすぎてしまった作品

友人の写真を借りて僕が編集して作りました。

もし良いと思ったら購入していただけると嬉しいです。

個人的には今でもお気に入りの作品です!
面白いテーマでオリジナリティもあると思っています。

しかし作りすぎました。

最後に

ZINE作りリトルプレス作りはとても楽しいです。

手軽に誰でも作れるのが
ZINEの大きな魅力の一つです。

1冊や10冊など小部数での注文を受け付けている
印刷会社もあるので難しく考えずに、まずは
自分の作りたい物を小部数で作ってみるのがオススメです!

今回紹介したZINEの費用を抑えるコツを
参考にしながら作ってみてください。

実際にZINEを作る手順は別の記事で詳しく解説しています。

▼ZINEや冊子、リトルプレスのデータ作成方法
>>ZINEの作り方6ステップ

>>ZINEやリトルプレスの制作にオススメの印刷会社3選